山形市十日町、山形駅東口より徒歩10分の歯科医院、十日町デンタルクリニックです。
夏は、アイスクリームや冷たい飲み物が美味しく感じられる季節。
海やプール、バーベキュー、スポーツなど、屋外でのレジャーも増え、心も体も開放的になる時期です。
一方で、こうした季節ならではの楽しみが、お口の健康に思わぬ影響を与えることもあります。
今回は、夏に気をつけたいデンタルケアのポイントと、万が一のときの対処法についてお伝えします。
冷たい食べ物・飲み物と知覚過敏
夏になると、アイスやかき氷、冷たいジュースや炭酸飲料などを口にする機会が増えます。
こうした刺激が続くと、歯の表面を覆うエナメル質が徐々に溶け出し、知覚過敏の原因になることもあります。
「冷たいものがしみる」「歯がズキッと痛む」といった症状が出た場合は、早めに歯科を受診しましょう。
また、糖分の多い飲食物の摂取が増えることで、むし歯のリスクも高まります。
こまめな水分補給が大切な季節ですが、甘い飲み物を長時間口に含んでいると、お口の中が酸性に傾き、むし歯菌が活発になります。
水やお茶など、糖分を含まない飲み物も上手に取り入れるようにしましょう。
屋外活動とお口のケガ
夏はスポーツやレジャーが盛んになる時期でもあります。
サッカーや野球などの球技、水辺での遊び、さらには自転車やスケートボードといったスピードのあるアクティビティでは、転倒や衝突による歯の外傷が発生することがあります。
歯が折れたり、抜けたりしてしまった場合は、できるだけ早く歯科医院を受診することが大切です。
特に、抜けた歯は乾燥させないことが重要で、牛乳や歯の保存液（なければ口の中）に入れて持参すると、元に戻せる可能性が高くなります。
また、お子さまのスポーツ活動には、マウスガードの使用を検討するのもおすすめです。
市販品や歯科医院で作成するオーダーメイドのものもあり、スポーツ中の衝撃から歯を守る有効な手段となります。
夏休みはお口のチェックのチャンス
学校や仕事のスケジュールが少し緩やかになる夏休みは、歯科検診やクリーニングに訪れる絶好のタイミングでもあります。
日々のセルフケアでは落としきれない汚れを落とすことで、むし歯や歯周病の予防にもつながります。
また、夏は生活リズムが乱れがちな季節。
夜更かしや間食が増えると、お口の中の環境も変化しやすくなります。
ブラッシングのタイミングが不規則にならないよう、習慣づけを意識して過ごしましょう。
夏を楽しみながら、歯も健康に
暑さを和らげる冷たい食べ物や飲み物、ワクワクするようなレジャー活動……夏には魅力的な楽しみがたくさんあります。
しかし、その分、歯やお口にとってのリスクも増える季節でもあります。
ちょっとした意識とケアで、大切な歯を守りながら、安心して夏を満喫しましょう。
気になる症状やお口のケアについてのご相談は、どうぞお気軽に当院までお声がけください。
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